トップページ > おいしい中国茶の入れ方 >
蓋碗を使った中国茶の入れ方
手軽に飲む時に適した蓋碗でのお茶の入れ方です。慣れてくるとこちらで飲む機会の方が多いんじゃないでしょうか?ただし茶壺で淹れるよりも難しいので、慣れるまではちょっと時間がかかるかも知れません。火傷などには十分注意してください。
まず蓋碗の持ち方を練習しておきましょう。本番で失敗して、お茶をこぼしては勿体無いですからね。写真のように親指と中指で蓋碗の左右を支え、蓋は人差し指を添えて支えます。間違った持ち方をすると熱くて火傷をしてしまう恐れがあるので、十分注意してください。
使用する茶器に熱湯を入れて、茶器を温めましょう。茶器を温めておくことでよりよい香りをお茶が抽出でき、一杯目のお茶が冷めるのを防ぎます。
蓋碗に茶葉を入れます。茶壺で飲む時と同じ5g程度ですが、慣れてくれば感覚で大体の量がわかってきます。目安は蓋碗の底が見えなくなって、底に小さい山ができる程度の量です。
茶葉の入った蓋碗にお湯を注ぎます。高い位置から勢いよくお湯を注ぎましょう。お湯の勢いで茶葉が転がり、茶葉が開きやすくなります。このとき全ての茶葉が水中に沈むようにしてください。茶葉の開き具合にムラが出てしまい、味と香りに影響します。
表面の泡を蓋碗の蓋で切るようにして取り除き、泡がついた蓋を軽くお湯で流して蓋をします。このとき蓋を完全に閉めずに、隙間から茶葉の開き具合と茶湯の色を確認できるようにしておきましょう。蒸らし時間も茶壺で飲む時と同じくらいで構いません。茶葉の開き具合・茶湯などを確認しながら蒸らす事ができるのが蓋碗で淹れる際のメリットです。こちらも慣れてくれば適当な蒸らし時間がわかるようになります。
茶器に注ぎます。最初に確認した持ち方で蓋を少しずらし人差し指で蓋を支えて茶葉がこぼれないようにしながら、その隙間から茶湯を注ぎます。茶湯が残らないように、最後の一滴まで注ぎます。また、ここで茶器に茶湯を注がずそのまま飲んでしまっても構いません。こんな風な飲み方ができるのも蓋碗で入れる醍醐味ですね。3膳目を入れ終わった辺りで蓋碗の中の茶葉を混ぜましょう。上の茶葉と下の茶葉の開き具合にムラができてしまうのを防ぐ為です。茶挟みで軽く混ぜると簡単でいいですね。