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蒸らし時間の目安

蒸らし時間の目安

蒸らし時間の目安

皆様から中国茶に関する多くの質問をいただいております。その中でも特に多いのが、適した蒸らし時間がわからないというものです。商品のパッケージの裏ラベルに目安となる蒸らし時間は記載させていただいておりますが、あくまで目安時間に過ぎません。実際は淹れる際の室温・水温・茶壺の材質・茶葉の種類など様々な要因に左右され、適した蒸らし時間は経験が無いと中々わからないものです。今回はそんな適した蒸らし時間を、別の見方から判断する方法をお教えします。

茶壺がタイマー代わり

茶壺がタイマー代わり

茶壺の嘴に注目します。

いつものように茶壺に茶葉を入れ、蓋をして熱湯を注ぎます。そして茶壺の嘴(くちばし)と呼ばれる茶壺の先端部分をじっと眺めてみましょう。熱湯を注いですぐに、嘴部分からお湯がぷっくりと膨らみ溢れそうになると思います。そしてしばらく待てば、今度はその膨れていたお湯が逆に茶壺の中へと吸い込まれていきます。この時が一つの目安となります。

最初に熱湯を注いだ時は、茶壺の中の茶葉がお湯でぐぐぐっと開いていきます。固く小さく丸まっていた茶葉の中にもわずかな隙間があり、茶葉が開くことによって一時的に茶葉の体積が大きくなります。その為お湯が押し出されてしまい、茶壺の嘴部分から膨らみ溢れそうになるわけです。しばらくすると茶葉がある程度開き、丸まった茶葉の中の隙間にお湯が入り込んでいきます。そうなる事で押し出されていたお湯が茶壷の中に戻っていき、嘴部分のお湯の溢れが元に戻るというわけです。つまりこの現象は茶壺の中の茶葉の開き具合と密接に関係しており、蒸らし時間の目安となるわけです。この事を「茶壺の呼吸」と例える方もいらっしゃいます。

後はお好みに合わせて

お湯が嘴から引っ込んでからはお好みの時間分だけ蒸らします。普通はその時から10秒程度でいいでしょう。濃い目に淹れたい方はもう10秒待ってみたり、薄めが好きな方は逆に時間を減らしてみたり、何煎も淹れてる場合はもう+何秒といった具合です。いろいろ試して自分の好みに合った淹れ加減を試してみましょう。

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